邵氏温灸器Q&A

Q:お灸と温灸は何が違うのでしょうか?
A:お灸と温灸では使用用途が違います。
お灸の目的は体に熱刺激を加え、細胞の活性化を図る目的で使用し、温灸は柔らかく深部まで熱を届かせ温めることを目的としています。

Q:温熱療法と温灸の違いはどんなところでしょうか?
A:温熱療法は全身を温めることを目的とします。
代表的なものに岩盤浴がありますが、過度な熱刺激により汗が出すぎてめまい・吐き気症状が出てくるときがあります。また、電気や電磁波を利用したものは表面しか温めてくれず、体に合わないこともあります。
邵氏温灸器は電機や電磁波を使わず、昔ながらのヨモギを使用しており、薬効・遠赤外線効果で体の奥、骨まで温める事ができます。また、経絡(ツボ)を使用することにより、湿邪気を流すことが出来ます。

Q:温灸にはどのような種類がありますか?
A:ツボ灸・マス灸・棒灸など様々な種類があります。

Q:お勧めの温灸方法はありますか?
A:様々な温灸方法がありますが、ご家庭でも気軽に使っていただけるのは、卲氏温灸器です。

Q:卲氏温灸器とほかの温灸方法では何が違いますか?
A:卲氏温灸器以外の温灸方法ではにおいやけむりが強く、ご家庭で使用するには換気や火の管理が難しいことが多いです。しかし卲氏温灸器は医療器具としてご家庭でも使いやすいように改良されており、けむり・においなどが殆ど出ません。
また、もぐさを炭化させ松節エキスを配合しているため、遠赤効果があり、より深部までしっかりと温めてくれます。

Q:なぜもぐさを炭化しているのですか?
A:炭化させる事によって遠赤外線効果を高め、煙・においも出ないように工夫されています。

Q:なぜ松節エキスをもぐさに配合しているのですか?
A:松節には身体を温める効果があり、より身体を温める効果を期待できるからです。

Q:なぜもぐさには「よもぎ」が使用されているのですか?
A:「よもぎ」は四方気と書き、古来より四方の気を集めて身体を強くすると考えられています。
また通絡・鎮痛・温める効果を期待できる薬草が「よもぎ」とされています。

Q:どこに温灸すれば効果的でしょうか?
A:温灸はどこでも気になる箇所にして頂いても効果はあります。
あえてお伝えするとすれば、経絡(ツボ)にされるとより高い効果を望むことが出来ます。
特に耳と首の後ろ・下腹部・腰部にあるツボをお勧めしています。

Q:なぜ「耳」に温灸をするのですか?
A:耳には全身のツボが集まっており、温めることにより体全体のバランスを整えてくれます。
また、耳を温めることにより副交感神経が刺激され、リラックス効果も期待されます。

Q:耳は何に効くのですか?
A:耳には胎児の形で人体が投影されています。鎮痛・鎮静・免疫力増強に効果的です。
耳に温灸をして頂くと、体がポカポカと温まり、疲れも取れ、気分がリフレッシュすることは間違いありません。血行が良くなり、お肌にハリも生まれます。またツボの位置を探す必要もないので温灸器であれば簡単にできます。耳には自律神経を整える効果もあり、食欲を抑える効果もあります。万能のツボといえるでしょう。

Q:全身のツボが集まっているということは、ピアスを開けないほうがいいのでしょうか。
A:あまりお勧めできません。穴をあけることにより、耳にあるツボの関連個所の機能が低下する可能性があります。

Q:なぜ温灸をすればいいのですか?
A:現代のほとんどの病は冷えが引き金になっている場合が多いと考えられます。
体温が1℃下がると基礎代謝12%、免疫力30%も低下してしまいます。これにより、ウイルス・細菌が住みやすい環境を与えてしまいます。これを防止するためにも体を心から温まる温灸をお勧めしております。

Q:温灸器のもぐさが途中で消えることがあるのですが、どうしてでしょうか?
A:以下の3点が考えられます。
① 火の付け方が良くない(横からではなく真下から全体につける)
② 湿度の高い部屋での使用(湿気に負けてしまっている)
③ 空気穴が塞がっている(髪や服等)

Q:耳にするとすぐ熱いと感じるのはどうしてでしょうか?
A:神経過敏で眠りにくい方は稀に熱く感じる方がおられます。その場合は当て布をして頂き、温度調節をして頂くことをお勧めいたします。継続して頂くと心地よい温かさを感じることが出来るようになり、夜の睡眠の質が良くなります。

Q:夏は熱いので、温灸は冬季の寒い時だけすればいいですか?
A:昔は冬季の時期だけが冷える時期でしたが、現代はクーラーや冷蔵庫などの普及により夏季の冷えも深刻な問題となってきております。ですので、寒いと感じる時だけでなく体を温めることを心掛けてください。

Q:夏に体が冷える原因は何がありますか?
A:冷たい飲み物や食べ物・クーラーなどで体の内側・外側から冷やすことが原因と考えられます。
表面上は暑くても、内臓が冷えていることが多いです。

Q:卲氏温灸器はなぜ自然の木を使っているのですか?
A:少しでも体に優しく害のないものをしてようして頂くために天然の木を使用しております。材質は檜をしようしています。

Q:卲氏温灸器にひびが入ってきましたが、なぜでしょうか?
A:天然木を使用しているため、使用頻度や使用環境によってひび割れることもあります。

Q:熱く感じる時がありますが、我慢して続けた方がいいのですか?
A:我慢はしないでください。低温火傷をしてしまう可能性があるので、当て布をして頂くか、温灸場所を変え
てお使い下さい。

Q:普段の手入れはどのようにしたらいいのですか?
A:内部は使わなくなった歯ブラシで優しく擦ってください。また、空気穴にたまった埃は爪楊枝などで取り除いてください。

Q:保管箇所はどの様なところが良いですか?
A:温灸器は天然の木を使用しており、温灸剤は炭化させているため吸水性が高く、湿度の高い場所での保管には適しておらず、ひび割れの原因・着火不良の原因となります。
可能な限り湿度の低い場所での保管を心掛けてください。

Q:不妊治療中は場合どこに温灸すればいいですか?
A:任脈(血をコントロールする身体の真中を通る経絡)が通じる事が妊娠する上で大切な事と考えます。
妊娠の妊は任脈の任から来ているといわれるので、命の源が宿る妊娠三穴(神闕・関元・鼠径部)を温める事をお勧めいたします。黄体ホルモンが増え、子宮の血行が良くなります。高温期低温期、移植時でも温灸方法がございます。

Q:シミやシワにも効果はあるのですか?
A:シミは老化により増加したメラニンが角質層に沈着するため発生します。シワは皮膚角質層の水分やコラーゲン、エラスチンが減り、皮膚の真皮細胞が衰え、弾力性が失われるためにできてしまいます。
皮膚を守るためには内側・外側の両方から働きかける事が大切であり、外から化粧品を使うと同時に打ちから皮膚の血流を増やしましょう。
お勧めのツボは客主人と四白です。お使いの化粧品をツボの上に塗り、ガーゼを置いて温灸すると吸収率があがります。

Q:ダイエットにも効果はありますか?
A:体の脂肪を燃えやすくしますので、効果的です!
肥満の元であるだけでなく、血液循環の悪化や下半身の冷えの原因でもあります。
温灸はこの脂肪の塊(セルライト)を取り除くのに効果的と考えられ、体が温まると血流や新陳代謝が改善されるので脂肪が燃えやすくなります。
この場合は神闕・血海を温灸して下さい。

Q:アトピー性皮膚炎にも効果的ですか?
A:食生活とも大きく関わるアトピー性皮膚炎ですが、胃腸が弱っている方が多いです。
神闕に温灸して頂く事により、胃腸が元気になり、体の気が増え、免疫力を調整することができます。
新鮮な生姜をおろしてツボの上に塗り、ガーゼを置いて温灸すると更に効果的です。

Q:祖母が癌で苦しんでいます。癌にも温灸は効きますか?
A:医学研究により、癌細胞は熱に弱いことがわかっています。このため温灸の熱で癌細胞を弱らせることが期待できます。  リンパ節に温灸を行い、熱で癌細胞を破壊を促すことが期待でき、免疫力も高まります。
どの種類の癌であっても温めることはとても重要な要素と考えられます。手術・抗がん剤・放射線療法をされている方でも安心してご利用いただけます。タンポポエキスを浸したガーゼを癌のある場所の上に載せてその上から温灸をする事をお勧めいたします。

Q:冷え症なのですが、いつすれば良いですか?
A:できれば朝・晩二回が効果的ですが,毎日寝る前に一息ついて温灸をしてください。
命門・三陰交・太衝がお勧めです。

Q:なんとなく気分がすぐれません。どうしたらいいですか?
A:気分が晴れない、そんな時は督脈(陽の気を集める経絡)を温めてください。
督脈は脳の中を巡っています。温灸をして、脳に陽気を増やしましょう。
特に大椎・神道がお勧めです。ストレスが取れ、心が強くなります!そして耳もお忘れなく!

Q:腰痛や関節痛は炎症を起こしているので温灸はよくないのですか?
A:東洋医学では体の冷えが腰痛を引き起こすと考えるので、腰の辺りを温める事が大切です。関節の血流循環が豊富であれば、関節は潤い、痛みが軽減されます。温灸は血流改善に大変有効です。腰痛には腰陽関・環跳が効果的です。

Q:不眠で睡眠薬を服用していますが、副作用が辛いです。どうすればいいですか?
A:睡眠薬により、肝臓や腎臓に大きな負担がかかります。また、翌日は頭が冴えません。脳の血流がよくなると、脳に十分な栄養が行き渡り、ぐっすりと眠る事が出来ます。耳への温灸をお勧めいたします。

Q:頭痛で悩んでいます。頭痛薬もあまり飲みたくないのですが…
A:頭痛薬の副作用として、胃腸障害があります。頭痛の原因として色々ありますが、疲れやストレスを感じている時が特に辛いですね。気を使いすぎてエネルギーが不足すると、常に頭痛に悩まされることになります。百会に温灸することにより、脳にエネルギーを貯め、脳の血液循環がよくなります。

Q:ひどい便秘で悩んでいます。女性に多いとは聞くのですが、どうすればいいのでしょうか。
A:便秘は胃腸が冷える事で経絡が滞り、便秘になります。温灸で胃腸を活発にしましょう。
便秘気味の女性は肌が荒れる、と言われるのは、便秘になると体に毒が貯まるからです。
天枢・気海に温灸しましょう。

Q:私はいつも下痢で悩んでいます。下痢にも温灸がいいんでしょうか?
A:下痢は様々な病気によって引き起こされますが、内臓の陽のエネルギーが不足している状態で、胃腸が温められず、胃腸の機能が乱れて引き起こされます。
下痢気味の男性は精子が弱い、と言われますが、下痢が体の気力を奪い、体が虚弱になるからです。
神闕に温灸をしましょう。急性下痢・慢性下痢・クローン病・慢性潰瘍性大腸炎にも効果があります。

Q:耳鳴りにも効果的ですか?
A:効果的です。
耳鳴りには金属音のような高いものとセミの鳴き声のようなものがあります。
前者はストレスから、気が詰まっています。温灸でリラックスしましょう。
後者は老化から、腎の働きが弱り、体の中の水分が滞るために起こります。
温灸で湿を飛ばし、気と水の流れを良くしましょう。
左右どちらの耳にも温灸をしましょう。

Q:眼の疲れには眼に温灸すればいいのですか?
A:眼に直接はあてないで下さい。遠赤外線効果が強いので眼の毛細血管が過剰によくなってしまう可能性があります。眼の疲れは老化現象によっても起こります。温灸は体の代謝を良くすることで老化を遅らせます。温灸と併せてビタミンも取るとより効果的です。
曲鬢に温灸をして下さい。眼の疲れがとれます。

Q:夜中によく目が覚め、トイレが近いのですが、どうすれば良いですか?
A:夜にトイレに行きたくなるのは、気温が下がり、冷えるためです。
冷えると尿量が増えます。特に足を温かくして冷たいものを控えましょう。
長強に温灸をして下さい。

Q:足のむくみがとれません。これも冷えですか?
A:東洋医学では足のむくみは冷えと体の中の水分が溜まるために起きると考えます。
特に体が疲れると足がむくみます。女性の方に特に多く見られます。
公孫に温灸をして下さい。

Q:五十肩で悩んでいます。どうすればいいですか?
A:子供は肩こりになりませんし、五十肩にもなりません。「こり」は「凝」と書き、「詰まる」という意味です。老化により、気血が詰まり、体が錆びています。経絡が通り、気血が流れれば肩こりや五十肩の改善が望めます。
大椎・肩外愈が効果的です

Q:全身がだるく、やる気が起きません。どうすればいいですか?
A:血をコントロールする体の真中を通る経絡「任脈」と陽の気を集める経絡「督脈」を温めるとエネルギーが流れ、全身のパワーが上げてくれます。
任脈の神闕と督脈の大椎・至陽・命門に温灸をして下さい。

Q:やってはいけない箇所はありますか?
A:眼と睾丸には絶対にしないで下さい。

Q:針とはどう違うのですか?
A:温灸には痛みを伴いません。また、針は正確な位置がわからなくてはできません。
温灸は面で捉える事ができるので、どなたでもご家庭でご使用頂けます。

Q:温灸を使う際、右耳からした方がいいですか?左耳からしたほうがいいですか?
A:どちらからでも構いません。

Q:服の上からしても大丈夫ですか?
A:大丈夫です。遠赤外線効果により、浸透致します。

Q:寝ながらしたいのですが、布団や毛布を掛けてもいいですか?
A:空気穴が閉じてしまうので火の消える恐れがあるため控えて下さい。

Q:服が汚れる事はないですか?
A:ありません。

Q:火傷することはないですか?
A:ありませんが、熱く感じたときは当て布をするか、ほかの場所へ移動させてください。

Q:途中で止めたい時はどうすればいいですか?
A:灰皿などの燃えない場所にそのまま置いて下さい。
着火中に蓋を開けると火傷、火災の原因となりかねませんので、ご注意ください。

Q:手の届かないところはどうすればいいですか?
A:付属のベルトを御使用下さい。

Q:残った灰はどうすればいいですか?
A:モグサを炭化させただけなので、不必要な添加物・化学薬品等は一切含まれていないため、植木などの肥料としてご利用頂けます。

Q:温灸器の蓋が緩んできました。どうすればいいですか?
A:蓋との連結部分にある金具の爪を広げて下さい。

Q:温灸剤がうまくはまりません。どうすればいいですか?
A:モグサを挟む金具を調整して下さい。

Q:自然木と聞いたのですが、何の木ですか?
A:桐を使用しています。

Q:なぜ「桐」なのですか?
A:保温性が高いからです・

Q:旅行に持って行きたいのですが…
A:付属の巾着を御利用下さい。

Q:男性不妊にも効果はあるのですか?
A:補腎の効果のある命門に温灸をして頂くことにより、精子力の向上が期待できます。

Q:一度に二個使って二か所温めてもいいですか?
A:問題ありません。

Q:お風呂あがりか前かどちらの方がいいですか?
A:よく体を拭いて頂いた上で、お風呂上りにご使用下さい。
その際、30分以上休憩を取った上でご使用下さい。

Q:火をつける時は何を使えばいいですか?
A:何をお使い頂いても構いませんが、ライターやチャッカマンが比較的使いやすいかと思われます。

Q:温灸剤に火をつける時、どうすればいいですか?
A:中心部が赤くなるまでつけて下さい。

Q:早くつけたい時はどうすればいいですか?
A:優しく息を吹きかける等、風を流して下さい。

Q:温灸剤に期限はありますか?
A:保存状態にもよりますが、基本的に使用期限はありません。

Q:温灸器はどれ位使えますか。
A:使用状況や保管状況にもよりますが、2~3年は十分ご使用頂けます。

Q:体外受精をした後でも温灸はしてもいいのですか?
A:はい。毎日して頂けます。

Q:逆子で困っています。どうすればいいですか?
A:至陰というツボが効果的です。

Q:流産経験があります。温灸で予防はできないですか?
A:百合・足三里・外関・行間・血海・関元の温灸をお勧めしております。

Q:母乳育児をしたいのですが、母乳の出が悪いです。温灸で改善できますか?
A:できます。原因として、母乳が溜まって乳腺が詰まり炎症を起こしているか、母乳自体の分泌が衰えている事が考えらます。疲労回復が必要です。
壇中・乳根・隔愈・湧泉に温灸して下さい。

Q:夫のいびきにストレスを感じます。どうすればいいですか?
A:いびきの一つの要因として、心肺機能の低下があげられます。睡眠時に鼻呼吸だけで十分な呼吸ができればいびきはかきません。
天突穴・内関・内庭・腎愈に温灸して下さい。

Q:夫がよく二日酔いで苦しんでいます。なんとかしてあげたいのですが…
A:太衝に温灸して下さい。肝臓の機能を高め、アセトアルデヒトの分解を促します。

Q:一日何回までしていいのですか?
A:何回しても構いませんが、連続使用は基本的には2回までにして下さい。それ以上も可能ですが、のぼせる原因ともなりますので、2時間以上の間隔をあけてご使用下さい。

Q:温灸をしてはいけない時はありますか?
A:食後・運動直後・入浴直後は30分の時間をあけて下さい。のぼせてしまう可能性があります。

Q:祖母が、よく「めまい」がする、と困っています。温灸で治りませんでしょうか?
A:立ちくらみやふらつく「めまい」は、脳にしっかりとした血液がまわっていない時、また自律神経のコントロールに問題があり、軽度の血行障害があることが考えられます。耳に温灸をして下さい。

Q:産後から排尿時や椅子に座った時などに、陰部に痛みを感じます。何か病気でしょうか。
A:排尿時に痛みが伴う場合は細菌感染の可能性があります。(排便内の大腸菌による感染が多いです。)
尿量を大幅に増やし、細菌を尿中に自然に排出するように努めて下さい。
両足の至陰に温灸をして下さい。
産後は産道から外陰部にかけて細かなかすり傷がたくさんできますので、非常に感染しやすくなります。当分の間はよりいっそう清潔にする必要があります。特に入浴時や排便後の肛門のふき取りには十分ご注意下さい。必ずお尻から背中に向けてふき取って下さい。

Q:膀胱炎を繰り返しています。どうすればいいですか?
A:血行不順・免疫力不足が考えられます。至陰に温灸して下さい。

Q:至陰は何に効くのですか?
A:下半身の冷えをとります。様々なツボがありますが、特に背面の冷えがよくとれます。
背面側が温まると前面にも伝わります。また、のぼせを緩和させる事もできます。冷えとのぼせを緩和させますが、つまりは血液循環を改善させる事になります。
妊婦の方が至陰に温灸をすると体内の赤ちゃんが動く事が多いのは、子宮内の血液循環にも変化が生じるからです。

Q:太衝は何に効くのですか?
A:太衝の「太」は大きい・重要の意で、「衝」は要衝の意を表します。
肝臓の働きを調節する重要なツボの一つです。

Q:天突穴は何に効くのですか?
A:天は上部、突は突出の事で、肺の気が咽頭中を通ることより付けられています。
せきや喘息など、呼吸器の病気に効果があり、また言語障害や顔面充血にも効果があります。

Q:内関は何に効くのですか?
A:内関の内は内臓の内、関は出入りの要所という意です。
内臓機能と深く関係し、特に循環器系の症状に効果的です。

Q:足三里は何に効くのですか?
A:足の疲れや足の冷えに効果的です。
さらに胃腸虚弱や食欲不振、便秘や疲労に効果的です。

Q:陰稜泉は何に効くのですか?
A:疲労回復や糖尿病に効果的です。

Q:曲池は何に効くのですか?
A:肩こりや頭痛、めまいや血圧の調整に効果的です。日光性皮膚炎のツボでもあります。

Q:百会は何に効くのですか?
A:多くの経絡が会合する事から名づけられています。適応症が多いですが、特に脳血管障害や痔や物忘れに効果的です。

Q:客主人は何に効くのですか?
A:頭痛や美容に効果的です。特に眼の疾患に効果的です。

Q:四白は何に効くのですか?
A:眼の下の位置にあり、特に眼の疾患に効果的です。

Q:中府は何に効くのですか?
A:中府の中は五行で中央にある土に配当される脾臓の意で、府が集まる意です。
肺疾患・COPD・花粉症・アレルギーに効果的です。

Q:膻中は何に効くのですか?
A:膻中の膻は心臓の下にある隔膜、心包を指します。
気の病を治します。

Q:神闋は何に効くのですか?
A:妊娠三穴の一つに数えられ、不妊に効果的です。

Q:関元は何に効くのですか?
A:妊娠三穴の一つに数えられ、不妊に効果的です。

Q:鼠経部は何に効くのですか?
A:妊娠三穴の一つに数えられ、不妊に効果的です。

Q:血海は何に効くのですか?
A:血が戻り、集まる事から名づけられています。血の巡りを整えるツボです。
特に下半身の冷えに効果的です。

Q:陰陵泉は何に効くのですか?
A:血行促進し、膝の痛みに効果的です。

Q:大椎は何に効くのですか?
A:一番大きな椎骨であり、体全体を温めるのに効果的です。

Q:肩外愈は何に効くのですか?
A:肩こりに効果的です。

Q:肩りょうは何に効くのですか?
A:肩こりで、特に五十肩に効果的です。

Q:命門は何に効くのですか?
A:生命の根源・生命の根本を指し、腰痛や冷えに効果的です。

Q:腰陽関は何に効くのですか?
A:陽気の出入りする事を意味し、腰痛に効果的です。

Q:委中は何に効くのですか?
A:足の血行促進に効果的です。

Q:三陰交は何に効くのですか?
A:女性の健康維持・増進に欠かせない事から婦人の三里ともいわれ、冷えや婦人病に効果的です。

Q:神道は何に効くのですか?
A:頭痛や動機、特に子供のひきつけに効果的です。

Q:心愈は何に効くのですか?
A:背中の痛みや不眠症に効果的です。

Q:大腸愈は何に効くのですか?
A:腰痛や、特に便秘等、大腸の疾患に効果的です。